令和8年7月から、整骨院・接骨院の施術料の算定ルールが見直され、2部位目以降の逓減幅が広がる予定です。多部位の患者を多く診ている院ほど、レセプトの組み方ひとつで月の収益が大きく変わってきます。今のうちに仕組みと対策を押さえておきましょう。

令和8年7月から何が変わるのか

今回の見直しでは、1部位目を100%とした場合、2部位目は80%、3部位目は60%、そして4部位目以降は算定の対象外となる予定です。これまでは3部位目以降もある程度の算定が認められていましたが、4部位目からは施術料そのものが請求できなくなる点が大きな変化です。

現状との違いをかんたん整理

「部位数を増やせば増やすほど収益が伸びる」という発想が、今後は成り立ちにくくなります。

多部位請求が多い院ほど影響が大きい理由

交通事故後の患者や、複数箇所の慢性症状を抱える患者を多く受け入れている院では、1回の施術で3部位以上を算定するケースが少なくありません。改正後は、4部位目以降を算定していた分がまるごと請求できなくなるため、月あたりの請求額が想定より下がる院も出てくると考えられます。

注意

「とりあえず多めに部位を記載する」やり方は、逓減の対象になりやすいだけでなく、返戻や査定の原因にもなります。実際に施術した部位・症状に基づいて、必要な部位だけを正確に記載することが、これまで以上に大切になります。

提出前に部位を見極める3つのチェックポイント

提出前にこの3点を確認する習慣をつけるだけで、返戻のリスクと収益の見込み違いをかなり減らせます。

ソクヨヤでできること

手書きカルテを撮影するだけで、AIがレセプトの下書きを作成し、2部位目以降の逓減や返戻につながりやすい記載を提出前に警告します。CSVで今お使いのレセコンにそのまま取り込めるので、乗り換えの手間はかかりません。最終的な判断は先生ご自身が行える形です。

今日からできる一手

まずは直近1ヶ月分のレセプトを見返し、3部位・4部位で算定していた件数と金額を洗い出してみてください。改正後の逓減率で再計算するだけでも、影響の大きさが具体的に見えてきます。償還払いに切り替わりそうな患者がいないか不安な場合は、無料の30秒診断や、LINEでの無料相談も活用できます。